生命保険について : 

生命保険は家に次いで高い買い物と言われていますが契約時には営業の方の言われるまま契約と言う方が多いと思います。その生命保険について簡単ではありますが述べてみましたので参考にご覧ください。


入院費が高額(健康保険が適用の治療費)の場合
高額療養費制度があり一定額を超えた場合に申請すれば1か月かかったお金が戻る制度です。現在はあらかじめ手続きすれば自己負担分での支払いが可能となっているようです。

保険には主契約(メイン)があります。
生命保険は死亡や入院、治療等に備える保険です。死亡保障(主契約)に入院特約や手術特約等、いろんな特約(オプション)を付ける事ができます。がん保険であれば主契約はがんの保障で特約付加して死亡保障を付けたりがん以外の病気の保障(医療特約)を付けたりする事が出来ます。

特約はそれぞれの会社で異なります。
この特約をたくさん付加することによって保険が分かりづらい印象となってしまいますね。

がん治療や先進医療は常に進化していく為、新しい保険や特約が次々と登場し特約等を追加する事で最新の保険に対応出来る保険もあります。
契約したら保険会社から定期的に送られてくる情報を常にチェックしましょう。



保険期間
保険には終身タイプと定期タイプがあります。

終身タイプ
一生涯の保障でその分保険料も高いです。

定期タイプ
10年満期※、60歳満期、65歳満期、70歳満期など期限付きの保障で終身タイプより割安です。
満期が来れば保障が無くなります。

※10年満期の場合は10年経過するとさらに保障は自動継続し保険料はその時点の年齢で保険料が高くなり会社によって80歳までとか90歳まで保障とか決まっています。更新の場合健康告知は必要ありません。

保険種類
主にがん保険、医療保険、生命保険をここでは説明します。

がん保険
がんと診断されると仕事を休んだり入院したりと出費が掛かりお金の面まで気にする必要があります。大部屋以外の個室に入れば差額ベッド代がかかり1人部屋だと病院によって違いはありますが自己負担となり高額になります。その為にもがん保険は加入をお勧めします。

がんと診断されると給付金等、手厚く保障されるがん保険。会社によって保障はまちまちです。
ただ古い保険だと上皮内新生物(上皮内がん)などのがんは保障されない保険もあります。
以前は悪性腫瘍のみの保険が主流だった為です。

悪性のがんと上皮内がんの違いは簡単に言うと腫瘍が粘膜内又は基底膜を超えて浸潤してるかしてないか?
浸潤していれば転移の恐れがある為、悪性腫瘍となります。一方、浸潤していない場合は普通の病気とみなされ上皮内がんとみなされます。

それと契約時には公平性を維持する為、保障開始日が3か月後からの保障が多いです。
がん保険の乗り換え時は新しい保険に加入し3か月後に古いがん保険を解約すると保障が途切れる事なく安心です。


医療保険
普通の病気やけがで入院したり手術したりした場合の保障。
例として入院1日5千円から1万円、手術につき1回5万円から20万円等、入院日数や手術に応じての保障という感じです。

先進医療について
先進医療特約※はがん保険、医療保険にも付加する事が出来る会社は多いと思います。 先進医療特約の保険料は安く、数百円程度なので入っておくと良いと思います。

※ただ先進医療は日本全国どこの病院でも出来る訳ではありません。
重粒子線治療とかは300万円くらい高額な金額になります。
国内数か所と治療できる病院も少ないようですが近年は増加傾向にあります。


生命保険
万が一死亡した場合に保障される生命保険。
この死亡保障に医療保障、がん保障等の特約を付加する保険。

死亡保障は支払い方法がいろいろあります。
会社によって保険料は変わります。

★一生涯支払う終身払いタイプ。
★60、65,70歳払い済み等、その歳までに保険料をすべて支払うタイプ。
★いっきに払う全期前納払いタイプ。

生命保険は生活スタイルによって保険の選び方が変わります。例えば、独身であれば死亡保障は葬式代程度に抑え医療保障を重視したり、結婚し家族がいれば子供が大学を卒業までお金が掛かるため死亡保障も手厚くなります。そういった意味で家族構成が変わったりすると保険も見直しが必要です。

最後に

生命保険申込時には健康告知義務があり入院歴や持病で通院中の方は加入が難しい為、
健康なうちから申込するのが良いです。
持病がある方でも申込み出来る保険も現在はありますが割高となります。
そして保険会社によって保障内容は変わりますのでよく理解した上で契約しましょう。

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